昨日放送が始まったTBSのテレビドラマ「下町ロケット」。
中小企業が「特許」で大企業と戦うドラマなのか?
結構、特許が掘り下げられているように思いました。
主人公の会社「佃製作所」が、ライバル会社の「ナカシマ工業」に特許権侵害で訴えられる。
佃製作所の主力商品「ステラ」エンジンが、ナカシマ工業の特許を侵害するという...
損害賠償額「90億円」。
佃製作所には、先代の社長の頃から付き合いのある弁護士がいるが、技術がわからず、特許訴訟では使えない...
そこで、知的財産権に強い弁護士が紹介されて現れる...
その弁護士いわく、佃製作所も特許を取っているが、”特許の取り方が悪い”。
発明を、製品の素材や形で限定してしまっているので、素材や形を変えてしまわれると、特許を取っても意味が半減するという。(まぁ場合によっては、素材や形を限定する必要もありますが)
さらに
大企業の「帝国重工」の重要なロケットエンジンのバルブシステムに関する特許よりも先に佃製作所がバルブシステムの特許を取っていたという...
今後の展開が楽しみなドラマです。
特許出願のご依頼
ちなみに、私は佃製作所の「ステラ」エンジンの商標登録をしているのか?が気になります。
主力商品の商品名・ブランドは商標登録すべきですからね。
「中小企業と商標登録の関係」
「なぜ商標登録が必要なのか?」