商標とは?

商標とは?

商標という言葉をお聞きになられた方も多いかと思いますが、具体的に「商標」は何なのかご存知の方はあまり多くないと思います。

商標とは、ひらたく言うと「自社商品・サービスと他社商品・サービスとを区別するための標識」です。

具体的にどういうものがこれに該当するかというと、文字、図形、記号、立体的形状、或いはこれらを組み合わせたもの、或いはさらにこれらに色彩を組み合わせたものです。

ちなみに、従来は上で述べたものが商標登録の対象となっていましたが、今年の4月1日から出願できるようになった「新しいタイプの商標」というものが新たに加わりました。

「新しいタイプの商標」
・音商標・・・音の商標です。
・色彩商標・・・色だけの商標です。単色でも複数の色の組み合わせでもよいです。
・位置商標・・・文字や図形などを商品に付ける位置に特徴がある商標です。
・動き商標・・・文字や図形などが動く商標です。
・ホログラム商標・・・文字や図形などが見る角度によって変化して見える商標です。

商標の機能

自他商品役務識別機能
上述しましたように、商標は自社商品・サービスと他社商品・サービスとを区別するものです。これを「自他商品役務識別力」などと呼びます。「役務」とは「サービス」のことです。この自他商品役務識別力が商標の最も重要な働きです。

出所識別機能
商標によって、その商標が付された商品・サービスの出所、つまり誰が提供している商品・サービスであるのかがわかる、という機能です。

品質保証機能
商標によって、その商標が付された商品・サービスは、(過去にもその商標が付された商品・サービスを購入した経験やその商標の評判などから)一定の品質を備えていることがわかる、という機能です。

広告宣伝機能
商標が需要者に好印象を与え、需要者の購買意欲を喚起させるという働きもあります。

以上のように、商標には幾つかの機能があります。これらの機能は商標そのものから生ずる場合もありますが、多くは、その商標を使用する企業の企業努力の結果として生じたり、又はこれらの機能が強化されていきます。ですので、商標には「企業の使用が化体している」とも言われます。つまり、商標には、その商標を使用する企業の信用が宿っているものですので、商標登録して商標を守るということは、その企業の信用を守るということにもなります。

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