なでしこJAPANにみる商標の注意点とは?

なでしこJAPANがW杯で好発進スタートしましたね。

でも、話題は「商標」の方に持って行きます。

「なでしこじゃぱん/NADESHIKOJAPAN」は公益財団法人日本サッカー協会の登録商標です。

ですので、なでしこJAPANにあやかって、「なでしこJAPAN」を商標として使うと、日本サッカー協会からクレームが来てしまうかもしれないので注意が必要です。

本当に注意が必要なのは、本家本元の日本サッカー協会ではありません。

日本サッカー協会の登録商標「なでしこじゃぱん/NADESHIKOJAPAN」は、平成16年7月7日に出願されています。

「なでしこJAPAN」のようなケースは、たいてい、「なでしこJAPAN」とマスコミが騒ぎだして、しばらくしてから日本サッカー協会が出願したと思われます。

ですが、「なでしこJAPAN」がいつごろから世間で使われるようになったのかわかりませんので、とりあえず、平成16年7月7日以降に出願された「なでしこ」「ナデシコ」「撫子」を含む商標を調べてみました。

その数約150件(登録が拒絶されたものは含みません。平成25年6月10日調査時点)

どんなのがあるか?
一部をご紹介します。

「なでしこ」
「Nadesicco Black 撫子」
「梅なでしこ」
「金澤撫子」
「デシコキット」
「なでしこ日和」
「なでしこキャリア」
「なでしこポーク」
「撫子気分」
「なでしこ美人」
「日本なでしこ検定」
「毛穴撫子」
「さつまなでしこ」
「なでしこブラ」
「なでしこ薬局」
「なでしこドクター」
「ナデシコクッキング」
「ミスなでしこ」
「なでしこ寿司」
「居酒屋なでしこ」
「なでしこ・コンサルティング」
「なでしこサロン」
「なでしこロック」
等々

まぁこれだけあると、あぶなくて「なでしこ」は使いにくいですね。
こういうことはよく起こります。例えば、「SAMURAI」とか「おもてなし」とか...

話題のことば・人気のことばを商標として使うと、本家の登録商標もそうなのですが、その周りには、その他のたくさんの登録商標が存在しているので注意が必要です。