千葉ブランドの水産物

千葉県は、三方を海に囲まれていることから、魚介類などの水産物が豊富に取れます。

千葉県では、平成18年に「千葉ブランド水産物認定制度」を創設し、千葉県の優良な水産物を認定してPRを図っています。
「千葉ブランド水産物認定制度」創設に伴い、千葉県では、商標登録第5097720号「(魚の図形)+太陽の味ちばの海/千葉ブランド水産物認定品」(商品区分:第29類、第30類、第31類)を商標登録しています。
商品区分の第29類には、食用魚介類(生きているものを除く)や加工水差物等が含まれます。第30類にはべんとう等、第31類には食用魚介類(生きているもの)や海藻類が含まれます。

現在(2017年6月6日)、「千葉ブランド水産物認定品」に22品目が認定されています。

・「江戸前船橋瞬〆すずき」
・「大佐和漁協江戸前あなご」
・「九十九里地はまぐり」
・「外房あわび」
・「外房黒あわび」
・「銚子つりきんめ」
・「外房つりきんめ鯛」
・「勝浦産ひき縄カツオ」
・「外房イセエビ」
・「太東・大原産真蛸」
・「九十九里いわしのごま漬」
・「いわし野菜漬」
・「九十九里産いわしオイルサーディン」
・「手入れ海苔(焼のり)」
・「一番摘み青とびのり(焼のり)
・「金田産一番摘みあま海苔(焼海苔)」
・「房州ひじき」
・「さばてり焼きスモーク」
・「房州和田浦つち鯨」
・「房州産鰹節・花かつお」
・「房州産鯖節・鯖花削り」
・「天然あわび海女の味噌焼き」

これらの千葉ブランド水産物認定品のうち、「銚子つりきんめ」については、商標登録第5573587号地域団体商標として商標登録されています。

また、「江戸前船橋瞬〆すずき」に関連して、「瞬〆」が、商標登録第5633837号として商標登録されています。

「銚子のつりきんめ」以外の千葉ブランド水産物認定品も商標登録をして、その名称の保護を図ることが望ましいです。
しかし、上記22品のうち商標登録の要件を満たさず商標登録が難しいと思われるものもあります。
また、通常の商標登録に適しているものと地域団体商標に適しているものが混在しています。
地域団体商標として商標登録をする場合は、商標登録出願人となれるのは、所定の組合、商工会議所、商工会及びNPO法人であることと、一定の周知性(その商標がある程度有名になっていること)等が必要とされますので、このあたりの要件をクリアする必要があります。

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