商標登録に匹敵するほど重要な「商標調査」

商標登録に匹敵するほど重要な「商標調査」

これまで何ども商標登録の重要性について述べてきました。

本稿では、商標登録と同じように重要な「商標調査」についてお伝えします。

まず、おさらいとして、商標登録をする主な目的と効果は次の通りでした。
1.自社商標を安全に継続的に使用するため
2.自社ブランドを他社にマネされないため

商標調査とは?

商標調査は、「商標調査」、「先行商標調査」、「類似商標調査」など弁理士や特許事務所によって呼び方が異なる場合がありますが、基本的には、いずれも同じような作業を行っています。

商標のデータベースを用いて、商標調査の対象となる商標と、同一又は類似の第三者の登録商標や出願中の商標がないか検索をして調べたり、そのような商標が過去に特許庁でどのように審査がされたかを調べたりします。

これによって、まず、商標調査の対象の商標を特許庁に出願した場合に、どの程度、登録される可能性があるかを把握することができます。

また、商標調査の対象の商標を使用した場合に、問題となるような第三者の登録商標があるかないかを確認することができます。他人の登録商標と同一又は類似の商標を使用すると、その他人の商標権を侵害してしまうので、これを事前に確認することは非常に重要です。

要約すれば、商標調査を実施することにより、出願した場合の登録可能性と、他人の商標権を侵害するか否か、を確認することができるということです。

商標調査の注意点

商標調査の重要性をご理解頂けたかと思いますが、次に、商標調査の注意点を2つほど挙げさせて頂きます。

1.上述しましたように、商標調査は、商標のデータベースを用いて検索を行います。このデータベースの更新頻度が高くて、例えば、昨日出願された商標のデータが、すぐ今日にでもデータベースに反映されていたらよいのですが、現実的には、最新のデータがデータベースに反映されるまでに2〜4ケ月かかることがあります。ですので、直近の2〜4ケ月の間に出願された商標は調査できません。これは止むを得ませんので残念ながら100%確実な商標調査は基本的に不可能という問題があります。

2.もう1つの注意点は、やはり商標のデータベースに関係します。商標調査に用いられるデータベースは大きく分けて、特許庁が提供している無償のデータベースと、民間企業が提供している有償のデータベースがあります。当然のことながら、民間の有償のデータベースの方が精度が高いデータベースとなります。ですので、弁理士・特許事務所に商標調査を依頼する場合は、どちらのデータベースを利用しているのかを確認するのも良いかもしれません。

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