士業のモラル

先日は、ブログに問題のある記事を書いた社会保険労務士が”ブラック社労士”として話題になりました。

本日(2/6)の朝日新聞の朝刊では、大手司法書士法人が、過払い金業務で、日本司法書士会連合会が定める「報酬指針」を逸脱した多額の報酬を受け取っていることが大々的に報じられていました。

その司法書士法人は「報酬指針に法的拘束力はなく、指針に定める上限額を超える報酬を受けることは、『契約自由の原則』のもと許される」との考えのようです。

我々士業は、専門的な業務を行うため、専門知識を持っています。

一方、我々のクライアントは、そのような知識を持っていないことが一般的です。

つまり、「情報格差」があります。

その状況で「契約自由の原則」を盾に高額な報酬を請求するとは...

モラルの欠如を感じざるを得ません。

競争が過当になってくると、色々と知恵を絞り出して、「あの手この手」で、なんとか売り上げを伸ばしたいと考えるのは自然なことと思います。

しかし、我々士業はクライアントとの間に「情報の格差」がありますので、なりふり構わず売り上げを取りにいく姿勢は、許されない場合もあるのではないかと。

弁理士業界でも「グレー」な報酬体系の方がいると聞きます。

誇りとモラルを持って仕事にはげみたいと思います。