異業種交流会に参加する目的は?

弁理士事務所の開業前、あるいは開業後も、「異業種交流会」によく参加しています。

その目的は、まず単純に「人脈形成」ということになります。

独立開業前約1年の間、月2回位のペースで参加してきました。

そのお蔭もありまして、色々なご紹介などを頂けている状況もあります。

ただ、私が異業種交流会に今もなお参加しているのは、他にも目的があります。

異業種の方々の、「弁理士」や「商標」に対する意識や認識を知ることができるからです。

もともと弁理士は、その実態があまり知られていないと思っていました。
が、その「知られてなさ」は、私の予想をはるかに超えていました。
なので、まず弁理士は、「こんな仕事をしています。」というところから、説明が必要なのだと痛感してます。
「弁理士」=「知的財産の専門家」が世間一般に通用していると思ったら大間違いですね。

商標のことについても同様です。
異業種の方に商標の話をしていると、意外なところで、「へぇーそーなんだ?」とか「それは初めて知った」といった反応があることがあります。
となると、こちらは、「あ、そーいうところに疑問を感じているんだ」と気づく訳です。

「商標権侵害なんて、よっぽどの偶然でもない限り起きないでしょ?」なんて言われた方もいます。
「実は、そうでもないんだよなぁ」と思いながら、新しいサービスの構想が浮かんだりして…

なにかと勉強になることが多いです。

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