不正会計問題とブランドイメージの棄損

東芝の不正会計問題に関連して、同社の田中久雄社長が記者会見で「140年の歴史の中でも、最大のブランドイメージの毀損だと認識している」と述べたようですね。

私は、この事件に関して特別詳しいわけでもなく、会計の専門家でもないので、この事件の重大性などは、さて置くとしまして、「ブランドイメージの毀損」という部分に焦点を当てたいと思います。

過去にも、様々な会社が不祥事を起こす等してブランドイメージを毀損してきました。

ところで、今夏のフジテレビのドラマで「リスクの神様」という番組がありますが、このドラマの中にもブランドイメージを毀損してしまった企業が登場しています。
「リスクの神様」では「危機こそチャンス」なんて言ってますが、確かにそうかもしれません。
不祥事を起こした企業でも、その後の誠実な企業努力の継続により、「毀損したブランドイメージ」が復活した実例も多くあります。

図式化すると、

不祥事 ⇒ ブランドイメージ毀損 ⇒ 企業努力 ⇒ ブランド復活の可能性あり

という感じです。

ブランドに関わるリスクとしては、いつも申し上げておりますが「商標のリスク」があります。

これも図式化してみましょう。

自社ブランドを商標登録していない ⇒ 他者が自社ブランドと同様の商標を登録 ⇒ 自社ブランド使えなくなる(復活なし)

こう考えると、「商標のリスク」は結構大きいですね。